フリーランスになるには?どんな手続きが必要?やり方を紹介

近年の副業ブームにより、多くの方が「稼ぐビジネス」に挑戦してきました。

ブログ、YouTube、アフィリエイト、動画編集など多種多様な副業によって本業以外の大きな収益の柱の獲得を実現できた方も多いのではないでしょうか?

そんな方が次に考えるのが「フリーランス」です。副業からフリーランスへ移行する方は多く、既にたくさんの方が成功体験を積み上げているルートです。

今回の記事では、フリーランスの特徴、メリット、デメリット、準備などについて解説します。

これからフリーランスを目指す方はもちろん、フリーランスについて詳しく知りたい方には参考となる内容となっています。ぜひご覧ください。

目次

フリーランスとは

フリーランスとは、会社や企業に勤めずに、自分のやりたい仕事に応じて自由(フリー)に契約する人のことです。Webライター、プログラマー、デザイナーなど主に会社に雇用されずに個人で仕事をしている人のことを言います。

自分の経験、スキル、知識を活かして企業や個人を相手に商品やサービスを売ることで利益を上げる仕組みです。フリーランスは企業と業務委託契約を成立することさえできれば、好きな時間、自由な場所で作業することができます。

定年退職の年齢が引き上げられ、老後の年金が保証されない今、長く安定して働き続けるために「フリーランス」を選択する方が増加しています。フリーランスになることで、会社に頼らず、自分から様々な仕事を引き受けることができるので、仕事量に対しての報酬が比例していることが、近年人気の働き方となっている理由の1つです。

フリーランスになる前に知っておきたいこと

「あなたは今すぐにでもフリーランスになりたい」と考えていませんか?まずは、後悔しない為にもフリーランスのメリット、デメリットをしっかり理解することが大切です。

フリーランスのメリット

①個性に合わせた自由な働き方が可能

「自分らしく働ける環境が羨ましい」「自分の良さを発揮して働きたい」と考える人は多いでしょう。フリーランスは、個性に合わせた自由な働き方が可能です。

自分の得意分野やスキル、経験を生かした仕事内容を選択できること、自分のライフスタイルを大切にしながら仕事時間や働き場所を選択できることなどは、フリーランスの最大の魅力といえます。仕事内容・時間帯・働き場所などを選択できるということは、人生のうちの大半の時間を自己決定できるということです。つまり、「個性に合わせた自由な働き方」は、「自己決定をすることが可能な働き方」とも言い換えることができます。

②上司や同僚との嫌な人間関係のストレスが軽減する

人と人とのつながりや関係性を重要視することは、これからの社会生活においても欠かせないことは言うまでもありません。そして、そのつながりや関係性の中にストレスが潜んでいることは誰もが知っていることで、経験していることです。

特に会社などの組織に勤めていると、上司や同僚との人間関係の煩わしさを経験してきた方も多いはずです。フリーランスにおいても、相手とのつながりや関係性の中で仕事を進めていくので、ストレスが全くないという訳ではありません。しかし、上司や同僚に対する悪口、陰口、出世争いに関わるトラブルなどマイナスの要因が大幅に減少します。

③好きな仕事、得意な分野の仕事ができる

普段の生活の中で、働いている人を見かけたとき「この人は活き活きと仕事を楽しんでいるな」とあなたが感じるのはどんな瞬間でしょうか?その要素の1つとして、「好きな仕事、得意な分野の仕事をしているとき」が挙げられます。フリーランスの場合は、自分の好きな仕事や得意分野の仕事に携わる機会や時間が増え、集中して働くことができるのです。

フリーランスのデメリット

①会社員のような安定した収入がなくなる

会社勤めの場合は基本給がベースとなった月給制を採用しているため、基本的には安定した収入が得られます。一方、フリーランスの場合は、仕事を獲得・受注し、仕事を成し遂げた成果としての報酬を得ることになるため、不安定な収入になりがちです。したがって、継続して仕事を獲得・受注することは、安定した収入を得るための必要条件となるのです。

また、仕事を獲得できたとしても、健康面や予期せぬトラブルのために、仕事をやり遂げられず収入を得られない場合が生じる可能性もあります。健康面での自己管理やトラブルへの対応力の向上に努めることも、安定した収入を得る結果につながります。

②仕事を受注するのが難しい

フリーランスは、個人で営業をして仕事を獲得していかなければなりません。一方、会社勤めの場合は、個々で営業をかけることもありますが、基本的には会社という組織の中で仕事を獲得していきます。個人と組織の違いは、信用度、仕事内容、規模などにも関わっていくことを理解しておく必要があります。

③コミュニケーションが少なく虚しい

人は人とのつながりや関係性の中で生きています。フリーランスは、そのつながりや関係性に潜むストレスを軽減できる一方で、コミュニケーションの機会が減ることに虚しさを感じる人も少なくありません。特にこれまで「言葉を使っての直接的なやりとり」や「クライアントとの会話」を大切にしてきた人にとっては、寂しさや虚しさを感じるタイミングが多いです。

確定申告について

①確定申告が必要になる場合

フリーランスは、1年間に得た収入から必要諸経費を差し引いた事業所得が48万円以上になった場合は、確定申告が必要です。また、所得が48万円以下でも、繰越控除などを申請することで、払い過ぎた税金の還付を受けられるケースがあります。

②確定申告が不要になる場合

1年間に得た収入から必要諸経費を差し引いた事業所得が48万円以下になった場合は、原則確定申告が不要です。理由は、所得税の基礎控除があるからです。事業所得が48万円以下の場合は、基礎控除と相殺され課税対象額が0円になり、確定申告の必要性がなくなります。

フリーランスになる手順

いざ実際にフリーランスになろうと考えても、「どうしたらフリーランスになれるのか分からない」という方も多いはずです。ここからは、フリーランスになる手順について解説します。

仕事を探す

フリーランスの場合、仕事を獲得・受注していく道筋として、次のような3つの方法が多く見受けられます。

①自分から営業をして仕事を取りにいく

営業先を選んだり、相手と連絡を取り合ったりすることは、会社勤めのときと異なり慣れない作業となります。しかし、その分相手に認められたときには長期的に優先して契約してもらえる可能性もあるのです。

②知人や友人に営業先を紹介してもらう

知り合いから仕事を委託されることにより、お互いが安心して契約を結ぶことができます。しかし、そもそも紹介されること自体が困難だったり、自分にとって都合のよい営業先ではなかったりする場合もあることも念頭に置く必要があります。

③クラウドソーシングを利用する

ココナラ、クラウドワークス、ランサーズなどのクラウドソーシングはオンライン上で仕事の獲得、契約、支払いまでができるサービスで、最近では副業でも活用する人が増えています。未払いトラブルや詐欺被害なども未然に防げるため、安心して活用することができます。

必要書類を用意

①開業届
正式名称は、「個人事業の開廃業届出書」といいます。個人が何らかの事業を開業したことを税務署に知らせるための届け出です。

②青色申告承認申請書   
提出期限は開業から2か月以内となっています。開業届と一緒に税務署に提出することが望ましいです。

③個人事業開始申告書

開業届や青色申告承認申請書の提出手続きを行う際には、併せて個人事業開始申告書も各都道府県の税事務所へ提出します。

④厚生年金から国民年金への切り替え手続き
会社員からフリーランスになる場合は、厚生年金から国民年金への切り替えをしなければなりません。住所のある市区町村役場で手続きをしますが、退職日が確認できる書類、年金手帳、本人確認やマイナンバーが確認できる書類などを持参する必要があります。

開業届の提出

開業届は個人が事業を開始した日を基準にして、1か月以内に税務署に提出します。もし、提出期限を過ぎてしまったとしても、罰則規定はありません。しかし、事業を開始した時点で、すでに収入を得る見込みや予定が立っている場合は、早めに提出するようにしましょう。開業届を提出することによって、確定申告で青色申告特別控除を利用することができることも大きなメリットです。

まとめ

今回の記事では、フリーランスの特徴、メリット、デメリット、準備などについて解説しました。

フリーランスになることで、自分の好きなことを仕事にできたり、人間関係のストレスを軽減できます。しかし、仕事の受注が難しく、安定した収入を得られないというデメリットも存在します。

今後フリーランスとして活動しようと考えている方は、メリット・デメリットを比較してより自分に適した生き方を選択できるようになる必要があります。

フリーランスになる場合は、今回紹介した「手順」「必要書類」をぜひ参考にしてみてください。

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